ルイボス茶の効能・効果

ルイボス茶の効能・効果に関する解説と特徴などについての紹介。

ルイボス茶効能効果としてよく述べられているものには、アトピー性皮膚炎花粉症などアレルギー性疾患の症状緩和といったことや、美肌効果をはじめ美容面での有効な作用などが挙げられます。

そもそもルイボス茶の原産国である南アフリカでは、昔から【不老長寿の飲み物】として親しまれていますし、その優れた効能を伝えられたヨーロッパ各国でも、ハーブティーの一種として古くから【ルイボスティー】は広く認知されています。ルイボス茶の持つ様々な効能は、含まれている多彩な栄養成分の働きから生じるもので、これらの有効成分を豊富に含んでいるのは特殊な環境下で育ったところによるものが大きいとされています。

ルイボス茶の効能

ルイボス茶の効能ルイボス茶の基本的な効能としては、ミネラル類がバランス良く豊富に含まれていることから、細胞を活性化させて健康維持に繋がることが挙げられると共に、身体の老化を早めるとされる活性酸素の増加を抑制する抗酸化物質も多く含まれることから、高血圧や動脈硬化など様々な生活習慣病の予防効果もあると考えられています。

ルイボス茶でアレルギー症状の緩和

ルイボス茶の効能として、【アトピー性皮膚炎】【花粉症】【鼻炎】【喘息】などといったアレルギー性疾患の諸症状の緩和や改善に有効な作用をもたらすと言われています。

これはルイボス茶に含まれる【SOD(スーパー・オキサイド・ ディスムターゼ)】様物質の働きにあると考えられており、この成分が抗酸化作用により免疫力を高める一方で、アレルギー抑制作用によって痒みや腫れなどといった炎症反応を抑えることに効果的な働きをしているのではないかと言われています

美肌効果のある成分も含まれる

ルイボス茶には抗酸化作用のあるフラボノイド類が豊富に含まれているので、活性酸素によって細胞の老化が進むことを防ぐことから、肌荒れ・シミ・シワなどの肌トラブルを予防し、お肌を若々しく保つことにも繋がります。

また、【AHA(アルファハイドロキシ酸)】と呼ばれる成分が含まれていることから、ルイボス茶を飲むだけでなく入浴剤としてや洗顔の際に利用したり、化粧水として使用することで美肌効果も期待できます。AHAという成分は一般的に【フルーツ酸】とも呼ばれているもので、古くなった角質を除去して肌のターンオーバーのサイクルを整えるといった効能があることから、美容サロンなどでピーリングケアの薬剤としてや、化粧品の有効成分としても使用されています。

ルイボス茶の特徴

ルイボス茶の原材料となっている【ルイボス】という植物は、南アフリカを原産とする針葉樹の一種で、日本で販売されている殆どのルイボス茶の茶葉も当然のことながら原産は南アフリカ共和国です。

ルイボス茶の特徴として、良質のミネラルをはじめとする天然の栄養成分がバランス良く含まれていることが挙げられるのですが、中でも体内において増え過ぎた活性酸素を除去してくれる【SOD様作用】のあるフラボノイド成分の含有量が高いといったことに注目が集まっています。

ルイボス茶に含まれる成分

ルイボス茶に含まれる成分にはタンパク質の他、先に述べたSOD様物質であるフラボノイド類、カルシウム、マンガン、鉄、亜鉛、セレン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅などのミネラル成分が豊富に含まれています。

注目すべき特長としては、ミネラル類がひじょうにバランスの良い状態で含まれているということで、特に主要なミネラル群に関しては人間の体液の構成比と非常に近い比率で含まれていることから、細胞を活性化する作用を持ち合せていると考えられています。

ノンカフェイン・ノンカロリー

ルイボス茶にはカフェインが含まれていませんので、カフェインの摂取を気にされる妊娠中の女性の方でも安心して飲むことができますし、就寝前に飲むと寝付きが悪くなるのではと心配せず飲めます。また、ルイボス茶は豊富な栄養素を含んでいる一方でノンカロリーということもあり、カロリーオーバーを心配することなく、効率良くミネラルなどを摂取できます。

ルイボス茶の専門店

ルイボス茶の専門店健康飲料としての認知度もかなり知れ渡るようになったルイボス茶ですので、健康食品を取り扱う店舗などではたいてい販売されており、通販でも購入可能な店舗がたくさんあります。そんな店舗の中でも茶葉の栽培から製造管理ならびに販売まで、一貫して取り組んでいるルイボス茶専門店もあり、そのような専門店では有機栽培で育てていたりなど、品質にこだわった商品を販売しています。

一般的な緑茶や紅茶と同じように、原料となる茶葉の栽培方法や収穫のタイミング、また製法の違いによって品質は大きく異なってきますので、ルイボス茶を購入する際にはそういった要素も考慮して選ぶようにしてみてはいかがでしょうか。

ニュース・トピックス

【ピロリ菌がアレルギー性疾患の予防に】
ピロリ菌というと胃潰瘍や胃がんの原因になる細菌ともいわれていますが、最近ではピロリ菌が作り出す物質に意外な効用があるということが筑波大学と米ハーバード大学、英バーミンガム大学などとの共同研究により発見された模様です。

その物質というのは、ピロリ菌が作る「ChAcG(コレステリルアシルグルコシド)」というコレステロールの一種で、このChAcGを幼少期のマウスに投与すると成長後に気管支ぜんそくの発症が大幅に抑制されたとのことで、同じような発症メカニズムであるアトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー性疾患全般に対しても予防できる可能性が考えられるそうです。

Yahoo!ニュースより参照抜粋