室内でできる有酸素運動

室内でできる有酸素運動の種類についての紹介と効果や効能に関して。

室内でできる有酸素運動の種類には、ひじょうに簡単に始められる【スクワット運動】や【踏み台昇降運動】から、慣れるまでにはちょっと時間が掛かりそうですが、【ヨガ】【ピラティス】【シャドーボクシング】といったエクササイズも実践するにあたってさほど広いスペースが必要ないので、自宅の室内でも十分行うことが可能な有酸素運動と言えます。

また、心拍数や消費カロリーなどを数値で確認できる健康器具もたくさんあり、最近のものはとてもコンパクトサイズになっているので、健康管理のため自宅で本格的に有酸素運動を始めたい人などには便利なアイテムであると言えます。

有酸素運動を室内で行う

有酸素運動を室内で行う有酸素運動の種類というと、一般的に【散歩】【ウォーキング】【ジョギング】【サイクリング】【水泳】などがイメージされやすいですし、実際にこれらの運動を実践されている人も多いことと思います。しかしながら、有酸素運動を行う場所は決して屋外やスポーツジムなどに限られているわけではなく、家の室内でも十分実践可能です。

ここでは、いつでも自宅の室内で簡単に行える有酸素運動のトレーニング方法を幾つか紹介しますが、いずれのトレーニングにおいても重要なポイントとなるのが、無理のないペースで常に呼吸を意識しながら、ある程度の時間は継続して行うことにあります。

スクワット運動

スクワットというと、筋肉をつけるためのハードなトレーニングといったイメージを持たれがちかもしれませんが、ペース配分をはじめとする運動負荷の与え方の違いによって、無酸素運動にも有酸素運動にもなりえます。

有酸素運動としてスクワット運動を行う場合には、決して呼吸が乱れて息があがるほどの激しいペースで行わずに、あくまでも無理のないゆったりとしたペースを基本として、苦しく感じ出したらペースを落としながら行うのがポイントです。

踏み台昇降運動

踏み台昇降運動も立派な有酸素運動の一つで、この運動もちょっとしたスペースがあれば十分行うことが可能なので、室内で手軽にできる有酸素運動ということになります。

踏み台の高さですが、一般的なスポーツテストなどで使用される踏み台ほどの高さは必要ありませんので、自分にとって無理のないペースで昇り降りすることが可能な高さで実践してみてください。

踏み台となるものは、ホームセンターやインテリアショップなどでも販売されていますが、自宅に適当な高さの階段などがあれば利用するのも良いですし、代わりになるモノがあればそれを利用しても良いと思います。

ヨガ・ピラティス

室内でできる有酸素運動の代表的なものにヨガやピラティスがあります。【ヨガは腹式呼吸】、【ピラティスは胸式呼吸】といった呼吸方法や動きに違いがありますが、どちらも僅かなスペースが確保できれば実践できるので、自宅の室内でも十分行える有酸素運動の種類に入ると言えます。

ただ、ヨガやピラティスといったエクササイズはある程度習得するまでに時間が掛かりますし、全く初体験という人であれば、専門の本や経験者の方から教えてもらうようにする必要がありそうです。

シャドーボクシング

シャドーボクシングも室内で実践可能な有酸素運動の一つで、本格的なボクサーが行っているようなシャドーボクシングのレベルを目指す必要は無く、別に鏡の前で行う必要もありません。一定時間、腕を上げたままの姿勢を保ち、フットワークを付けながらパンチを繰り出すといった基本さえ守って実践すれば、ジャブやストレートなどといったパンチの打ち方やフットワークの付け方も自己流で構いません。

ポイントは呼吸を意識しながら自分のペースで、ある程度の時間は継続して行うことにあります。

有酸素運動の効果

有酸素運動では体内に酸素を十分に取り入れながら、比較的長い時間をかけて行われることが基本となる運動なので、【心肺機能が強化される】とともに【血液循環も向上】します。

また、酸素を取り込みながら行われる運動では、体内に蓄えられている体脂肪を燃焼させてエネルギー源として活用するので、代謝が高まることにより【中性脂肪を減らし善玉コレステロールを増やす】といった効能があります。以上のようなことから、有酸素運動を継続的に行うことで【肥満防止】としても効果的な運動と考えられています。

ダイエットには有酸素運動と無酸素運動の組み合わせが効果的

脂肪を燃焼させる効果があることから、有酸素運動をダイエット方法に取り入れている人もたくさん居られることと思いますが、最近では有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて交互に行うことで、より脂肪燃焼効果が高まると言われています。

ダイエット効果をより高めるための有酸素運動と無酸素運動の組み合わせ方法としては、【無酸素運動を行ってから有酸素運動を行うようにするのがポイント】で、この順番で実践することにより体脂肪を効率良く燃焼させることができます。

室内でできる有酸素運動器具

室内でできる有酸素運動器具自宅で有酸素運動を行うにあたっては先に取り上げたような方法で十分可能ですが、【電動ウォーキングマシン】【エアロバイク】などといった、室内でできる便利なエクササイズ・マシンもいろいろな種類のものが市販されています。

これらの健康器具では心拍数や消費カロリーなどを管理できる機能が付いているタイプのものあり、それらの数値を把握することでより本格的な健康管理をすることができますし、目的意識が高まる点においても優れていると言えそうです。

また、これらの健康器具の多くでは運動負荷のレベルを何段階に調節できるようになっているので、年齢層に関わらず個人個人の体力に合わせたペースで有酸素運動を実践することも可能です。

ニュース・トピックス

【糖尿病の指標のひとつ「HbA1c」】
血液検査で糖尿病の指標として利用されている「HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)」は、過去1〜2カ月の平均的な血糖の状態を確認するための数値です。

日本の医療機関ではこのHbA1cに「JDS値」という数値が表記されていたのですが、平成24年4月以降は国際標準である「NGSP値」という数値に変更されています。

新たに使用されているHbA1cの「NGSP値」は、従来の「JDS値」よりも数値が約0.4%高く表示されており、それに応じて糖尿病の診断基準ならびに血糖管理の目標値なども0.4%高くなることを考慮する必要があります。

Yahoo!ニュースより参照抜粋